先週ぐらいからどこか落ち着かず、こころに冷たい風が通るのを感じる。
思い当たるのは季節性だ。
冬期うつ病
もう聞き飽きた人もいるかもしれないけれど、日本の地域では冬になると日の出が遅くなり日の入りが早くなる。太陽が空に顔を出している時間が短くなる。
個人差はあるのだけれど、1日の日照時間が減ると人間の体内でセロトニンという安心や幸福感に関係すると考えられる物質の生産が減少することがある。
極端にセロトニンの生産量が減少すると、うつ病になると言われる。
(極端に間違ったことを書いて拡散されてしまわないよう今、Wikipediaで調べたところドーパミンも減少するらしい。セロトニンやノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンなどは総称でモノアミンと呼ばれていて、モノアミンが減少することがうつ病と関係しているとされており、冬期うつ病も同様らしい(モノアミン仮説)。)
ちなみに、日照時間が極端に短くなる北欧などでは冬期うつ病の人が多いらしい。
実は毎年なんとなく冬が近づくと頭が冴えない感じがあり、僕は幾分か冬期うつ病を抱えていると思っている。いや、この頃は目指していた仕事が行き詰まり、年中うつっぽいけど。
対処
対処には、日光療法や心理療法、薬物治療があるらしいんだけど(再びWikipediaを見た)、僕は昔からあることをしている。
それは、朝起きたらとりあえずカーテンを開けて外の光を取り込むことだ。これでとりあえず日光が体に届く。
これが効果を出しているかは分からないけれど、今年もこれをやってみようと思う。
真面目に対処をしたい方は、ベランダなどで日光浴をするだけでも効果があるらしい。
温かさ
とは言っても、落ち着かないこころが落ち着くような人と一緒に時間を過ごせればそれが一番なのかもしれないとも思う。
そんな人とはもう何年も出会えていない。。。